2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

確認

ユーリー・ノルシュテイン 川本喜八郎 大井文雄 野村辰寿 鈴木伸一 福島治 石田卓也 ラウル・セルヴェ 守田法子 島村達雄 奥山玲子・小田部羊一 アレキサンドル・ペトロフ 米正万也 久里洋二 うるまでるび 林静一 一色あづる ブシェチスラフ・ポヤール 保田…

無駄な抵抗はやめよう

住民票転入届の提出がおよそ1年4ヶ月遅れた廉で、東京簡易裁判所から通知された5000円の過料に異議申立書を無駄な抵抗ながら送付していたのだが、改めて裁判をした結果やはり過料に処せられる旨の注意書が送られてきた。再び抵抗することも可能だけど…

やっぱり70年代が来る!

はてなダイアリーのメンテナンスも一段落。『新潮』2月号の四方田犬彦×坪内祐三による対談「1968と1972」を読んだ。昨年三ヶ月分に渡って同『新潮』に連載された四方田犬彦「ハイスクール1968」*1をふまえての執筆動機や意義など、さらに坪内祐…

西日暮里のダッチワイフ

駅と高架下の辺りを結ぶラブホテルとフィリピン・パブに囲まれた路地、週一回バイト先に通う途上でとあるビルを見上げると、曇ったガラスにダッチワイフの姿が浮かんでいる。この1年あまりまったく変わらぬ姿勢である。昔のものはどうだか知らないけど、西…

突破者

まずまずの出来だった。迅速さ、シンプルさ、一定のリズム。試験突破だけは一番乗り。とりあえず及第点…だと。

試験週間の始まり

結局、昨夜はビデオで『兵隊やくざ 殴り込み』を見ながら安らかな眠りについてしまった。今までに蓄積された無意識の記憶に頼ろう。試験で大切なのは反射神経だ。迅速に、シンプルに、一定のリズムで、ロシア語の試験を乗り切ろう。

メモ

19日〜衛星映画劇場でヒッチコック特集!

美しい日本語

NHKで齋藤孝が寅さんを絶滅動物扱いに…。「消えゆく絶滅動物の生活保護区」なのだと。渥美清のアドリブから生まれた名言。渥美清は本当に下町精神の持ち主だったのだ。森崎東監督の『喜劇 女は度胸』における渥美清の台詞の連鎖はすごいと思ったけど、やっぱ…

作家の日記に学ぶ

ドストエフスキーの偉大な著作の陰に『作家の日記』(ちくま文庫版だと全六巻)というのがある。1877〜1878年の露土戦争直前に触発されてロシア的熱情を込めて書いた日記である。当時は個人雑誌としてドストエフスキー自ら出版していて、その内容の…

怖そう…

CMで『悪霊喰』という映画の予告を見る。ブライアン・ヘルゲランド監督、主演ヒース・レジャー。 http://theater.nifty.com/db/0000024402/main.jsp こんなに寒くなったというのにまだホラー・ブームは続くのか。『ゴシカ』との対決。予告編を見た限りでは『…

青春歌年鑑60年

↑のCDを聴きながら勉強していたら小坂一也の歌う「ローハイド」の♪ローレン、ローレン、ローレン…の合唱が。偶然の一致。60年だったのか。ぼくは中学生の時にLDで『ローハイド』シリーズを買って、若きイーストウッドの雄姿を見ていたけど、同時代に見てい…

さらに少し改訂

というか新しく付け加え。勝新太郎とクリント・イーストウッドの符合と相違点などについて。たまたまぼくが、勝新にはまっているからこじつけているのではないということを証明したいと思って。興味があれば、1月10日の日記へ。

少し改訂

昨日の日記で『子連れ狼 親の心子の心』の誤った記述を少しだけ改訂した。つい先ほど、どうしても再び見たくなってしまい、お雪が復讐を遂げ、拝一刀に敗れるまでを5回も見てしまった。やっぱりいいねぇ…お雪さん。『座頭市物語』『続・座頭市物語』『座頭…

思い出す

テラ*1じゃなくて…昨夜渋谷のシネ・ラ・セットに行った時、柳下毅一郎の『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』が置かれていたのを思い出した。買わなければ。 *1:SFC『F.F4』の老人キャラ。当初はボケているので「思い出す」というコ…

腹上死、自慰死

ちょっと前の記事になるけれど… http://books.yahoo.co.jp/featured/interview/20031210ueno/01.html 上野正彦の本を読んでみたくなった。ぼくの母親が1年前ぐらいにやたらとこの人の本を実家からの電話で薦めてきて、どうせろくなもんじゃないだろう*1と思…

『グッドモーニング・グッドバイ』

ラス・メイヤー監督作品。1967年だから『ファスター・プッシーキャット!キル!キル!』と『ヴィクセン』の間に位置するのかな。11人の群像劇。ハイテンションの色情狂物語がめくるめく展開を見せる。田舎町が舞台。色狂いの人妻、インポのじじい、変…

休日の渋谷にて

『街』をプレイした後だったからだろうか…なんだか渋谷の街が歪んだ空間に思えた。2次元と3次元の交錯。まずセンター街のRECOfanに行ってJOYTOY*1のアルバム『愚民の戀』を衝動買い。それを聴きながらこの文章を書いている。テロリストの歌というより社会…

本日午後の予定

渋谷にでも出かけようと思う。ラス・メイヤーの『グッドモーニング・グッドバイ』を観るのはほぼ確実だけど、その前にたっぷり時間があるから熊切和嘉監督の『アンテナ』でも観るかな。しかし、田口ランディの原作を読んだのはずいぶん前だから細部を忘れて…

歌謡曲補完計画

実家にいた頃、親の趣味で延々と70年代から80年代の歌謡曲が鳴り響いていた。ぼくが高校になると親も時代に感化されたのか急にJ-POPへと転向していったが、母親の少女趣味を引きずった音楽志向がぼくに植え付けたのは母親の音楽趣味への反射的な抵抗感だ…

祭りのあと

1年にほぼ1回のクリント・イーストウッドの新作映画封切りのあとは、祭りのあとみたいな爽快な虚脱感と共に迎える。このところオーバーワークで疲れが溜まっているなと思っていたら、一気に消し飛んだのか日曜日の朝5時に目覚める。しばらくネット上をう…

NHKの宮台さんと藤原さん

少年少女を徹底したフィールドワークに基づいて分析する社会学者という紹介。よのなか科。自殺しようとする人とそれを説得する人のロールプレイは興味深い。小学生ぐらいの時に授業でやって欲しかったな…くそつまらなかった道徳の授業において。 面白い。「…

『ミスティック・リバー』の屑拾い

ぼくの味わった最大級の感動を描出するために些末な部分を切り捨ててしまった。例えば、ショーン・ペンの左腕の入れ墨。ひとつの文字が書かれている。それは「刀」か「力」の文字である。日本ブームはこんなところにも潜んでいるのか? 最後に「マクベス夫人…

当選!!!

いろいろなメルマガに登録していて自分でも分かっていない状態だけど、どこかのメルマガのキャンペーンに当選したらしい。それを知らせる電話がかかってきた。なんと有線放送を設置してくれるらしい。3万円ほどの初期工事費用、アンテナ等の必需品の提供か…

追記2

思うところあってさらに書き加える。勝新太郎の生まれは1931年である。そして、クリント・イーストウッドがジャン・リュック・ゴダールと共に1930年生まれ。20代には映画業界にいた2人だけれど、勝新太郎は三味線や長唄の芸事、イーストウッドは…

追記

勝新太郎の孤独についてはこれを参照。映画を観ていない人にも少しは伝わると思う。 http://d.hatena.ne.jp/tido/20031227

『ミスティック・リバー』

クリント・イーストウッド作曲のピアノの旋律が控えめに流れるタイトルバック。フェイド・インしたボストンの風景は前作『ブラッド・ワーク』のやや赤みがかった色調から青白く退色させた色調になっていて、殺風景なストリートでは3人の少年たちが路上ホッ…

沈黙か多弁か

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ミスティック・リバー』の素晴らしさを伝えるには、ただひたすら沈黙を守ることしかありえないという思いが一瞬頭を過ぎった。これ以上あり得ない至高の2時間。映画館の帰…

新年初劇場映画

もちろん『ミスティック・リバー』で幕を開けるつもりである。そのための早起きだ。11時頃には板橋ワーナーマイカルへ。「まぎれもない傑作!ひたすら深く、重い、真実の呪いの物語だ」中原昌也評より。

実写版

たまたま早起きしたので実写版『セーラームーン』を初チェック。違和感はすぐになくなった。むしろメイクアップしてからは撮影技術と人物が調和していた。早起きは三文の得というのは本当。

どこへゆくのか?

TUTAYAでレンタルした小森美樹の『HEAT UP』*1を見たら一瞬わけが分からなくなった。この人は一体どこへいこうとしているのだろうか。前作のAVよりもプライベート感がさらに加速し、柔軟体操教室みたいな場面やら男とデートを楽しむ場面がたくさんあって、単…