2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

上半期(4〜10月)映画ベスト10

本当は1月から数えて上半期としたほうがおさまりが良さそうだけれど、ぼくの中では大学の暦のほうがなじみ深いので4月からにする。 ドッペルゲンガー(黒沢清) パンチドランク・ラブ(ポール・トーマス・アンダーソン) 鏡の女たち(吉田喜重) アバウト…

帰り道

ラーメン屋と古本屋に立ち寄る。古本屋で、ルブランの『ルパン対ホームズ』と『レーニン教育論』(矢川徳光・松本滋編)を買う。どっちも古い文庫本でそれぞれ1000円近くした。満足する。

大学

ロシア現代文学。講義内容よりも雑談が気になる。ジジェクの話。途上国における「開発独裁」の問題と絡めて、民主化の過程で全体主義やファシズムが不可避であることについて。法のメカニズム。ラカン→欲望には対象がない。 ロシア語の授業。ジガ・ヴェルト…

読書

福田和也『悪の読書術』を読む。「悪シリーズ」三作目。今回の内容は女性誌に連載されたものを下敷きにしているためか、ところどころは面白いけど物足りない印象である。江國香織について書かれた部分は大変興味深く読んだ。ある時、知人に唯川恵を勧められ…

バイト

カメラマンのバイトは3年半続けている。カメラマンといってもビデオのほうで、今日は文部科学省の大臣記者会見に行ったのだ。聞いていて眠くなる。河村健夫さん、歯切れが悪いよ。 ふと思ったが、ぼくはこのアルバイトのおかげで一生縁がないと思っていた霞…

ようやく更新

朝6時に起床。そのままバイトへ。やっと家に帰ってきて日記を更新する。

映画を見る

ウィリアム・マローン『フィアー・ドット・コム』。

マイケル・ムーア追記

id:kasindouさんの28日の日記を読んで、TV版「アホでマヌケなアメリカ白人」についての感想に共感。言われてみれば「Tokyo Boy」には似ている部分がある。マイケル・ムーアの(愛嬌ある)批評精神は素晴らしいと思うが、その神格化は注意しなければなら…

あれれ

若林真理子の「林真理子」の部分がキーワードになってしまっている。うーん。

詩について

若林真理子(漢字、違うかも)が高校生でチャンピオンになったとき、詩のボクシングを見始めた。プロの大会とアマの大会があり、プロのほうでは島田雅彦とサンプラザ中野の対決を見たことがある。どちらかというと、アマの大会のほうが個性的で面白く、今ま…

帰宅

ロシアの19世紀前半、詩人チュッチェフの国粋主義について講義を聞かされる。しかし、ぼくはどうも詩というものに距離を感じてしまう。特にロシアの詩は、革命へのアジテーションみたいなものが多いし、フランスの象徴主義の詩にも実存の部分で共感できな…

今から大学へ

本当は午前中の講義もあったのに、この時間まで外へ出る気になれず布団の中で過ごしてしまう。せっかく予習もやっていたのに…これから「ロシア思想史」に行かなければ。ほとんど老人の雑談、放談といった感じのこの講義を聴くメリットはあるだろうか?ぼくは…

アホでマヌケなアメリカ白人

マイケル・ムーアによる同名の著書がかつて話題になったが、ぼくが話題にしたいのはアメリカのTVシリーズのほうである。原題は"The Awful Truth"といって、やはりマイケル・ムーアがレポーターや進行を務めるTV番組だ。先日、光が丘のTUTAYAに行くと、こ…

ロシア語(?)と映画と犯罪

ロシア語の予習に時間がかかってしまう。長い間さぼっているとろくなことがないな。さっき『ハネムーン・キラーズ』を見たけどなかなか良かった。淡々とした物語の運びが、ギャスパー・ノエの作風にも似ていて、やはり影響を受けていたのだなあと思った。そ…

田中登映画の「許し」

まだ未見だった田中登監督の『女【おんな】教師』を見る。主演は永島暎子。故人古尾谷雅人(この時の名前は古尾谷康雅)の確かデビュー作だったと思う。腐敗した教育システムを、強姦をめぐる騒動と絡ませて描いているのだが、やはり田中登の演出が冴え渡っ…

それにしても

アメリカ人にとっての日本語はどういう意味をもつのだろう?『キル・ビル』はかなり日本語を取り入れている。話題になっているソフィア・コッポラの新作"Lost in Translation"もアメリカ人と日本語を主題とした映画である。『マッチスティックメン』では、ニ…

思ったより面白い

クエンティン・タランティーノ脚本・監督『キル・ビル』を観る。2部作になるとか聞いて少し興醒めしていたけれど、なかなか面白い。タランティーノの映画的記憶が詰め込まれた「やり過ぎ」のものになるのかと思いきや、その根底から感じられる情熱が圧倒的…

怪盗ルパン参上

http://www.asahi.com/national/update/1028/011.html ちょっと息抜き。ルパンになろうとする意気込みは素晴らしいと思うが、大人数というところが反則。捕まえられてニュースになるより、逃亡中でニュースになるほうが良かったな…それで全国のあちこちで盗…

やってしまった

「大学は一週間ぶり」とか書いていたのに今日も雲行きが怪しくなってきた。実際、外は雨だが、抱え込んだ小論文の添削が終わらないのである。仕方ないので今日は大学を見合わせて、気分直しに映画でも観に行こう。でも今はとりあえずバイト。

郵便配達

さっき届く。ヤフオクで落札した団鬼六特集の「文藝別冊」。 ぼくが団鬼六に興味をもったのは、大杉蓮主演の映画『不貞の季節』を観てからだった。確かテアトル新宿だったかな。SMに関しては、何となく縁遠い世界かなと思っていた。しかし、この映画はほん…

表象不可能性

吉田喜重の『鏡の女たち』を観たとき、大学の先輩からヒロシマの戦争記憶の「表象不可能性」の観点から示唆を受け、それ以来は何かのたびにこの問題を考えてしまう。 先日タイトルで衝動買いした飛鳥部勝則の長編本格推理『ラミア虐殺』を読んでいて、探偵の…

身体が痛い

今日のバイトが身体にきたか…と思ったけど、考えてみればこの1,2年は疲れや身体の痛みが来るまでにブランクがあるのだった。だから、原因は2日前のあのバイトになるんだろう。それにしても最近、身体を使うバイトが多すぎる。特に選んでいるわけではない…

あぶないあぶない

早く寝ないと明日がまたつらくなる。午前中に歯医者とヘアカット。午後からは大学を自主休講してバイトへ。さて、今からビデオを見ながら寝よう。寒くなってきた…

ささやかないたずら

アサヒ・コムで次の記事を見る。http://www.asahi.com/national/update/1027/003.html ビルの屋上から阪神ファンに向けてコショウをかけたというが、やはり何らかの実害はあったのだろうか。コショウでくしゃみをするというのはマンガでは当たり前のように使…

そういえば…

いまのNHKアーカイブスを見終わって思い出したのだが、ぼくの通う大学の芝居で、少し前に1969年の東大安田講堂陥落を題材にしたものがあった。とあるアパートでだらだらとした日常を生きる数人の現在の若者と、1969年の安田講堂闘争に燃え尽きる…

ルポルタージュにっぽん

NHKアーカイブス。橋本治。テレビ番組欄をここ数ヶ月観ていないぼくは場当たり的にしかテレビを観ていないが、この番組のことはちょっと前にはてなダイアリーで知った。そういう部分でもやはりはてなは重宝する。ぼくの言葉も誰かに届けば幸いだなぁ…と思…

ひきこもり

はてなダイアリーでもおなじみの上山和樹さん(id:ueyamakzk)の『「ひきこもり」だった僕から』を読了。とても真摯で心打たれる内容である。 前半の過去パートにはひどく感情を揺さぶられた。ぼくは上山さんほどの体験をしていないけれど、ある程度共通する…

芝居に行く

この一年近く大学関係の芝居の手伝いで撮影をやっている。写真とビデオである。おかげで、いつもただで観劇できるという恩恵にあずかっている。今日はビデオ撮影で『青春オーケストラ!病気!』という芝居を観た。ぼくの知人の女の子が出演していることもあ…

選挙公示二日前

寝ぼけながらテレ東の「デ・ジ・キャラット」をみる。いつもながら曖昧さが心地良い。何か屋、アレ、形のはっきりしないキャラ。続いて「サンデープロジェクト」を何となくみる。ああ日曜日だな…日本シリーズはどうなる?といっても、ぼくは今年の日本シリー…

何もせず

に眠るのがいいという結論に達する。ぼくはTVをつけながら眠る体質である。ニュース番組の音声が心地よい睡眠へと導入してくれる。