ロシア語(?)と映画と犯罪

ロシア語の予習に時間がかかってしまう。長い間さぼっているとろくなことがないな。さっき『ハネムーン・キラーズ』を見たけどなかなか良かった。淡々とした物語の運びが、ギャスパー・ノエの作風にも似ていて、やはり影響を受けていたのだなあと思った。そういえばゴダールの『勝手にしやがれ』は三面記事のろくでもない犯罪にアイディアを発しているらしいが、よくよく考えると『ハネムーン・キラーズ』もまさにそんな感じだ。映画と犯罪の関係はフィルム・ノワールなどを考えても興味深い。ロッセリーニだったかゴダールだったか「男女と車と銃」を映画の要素として挙げていたが、それと犯罪との絡みで映画を考えてみるのは面白いかもしれない、と思ってみたりする。