2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

油断

ああ…しまった。新宿ミラノ座のオールナイトが… レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(監督:ロバート・ロドリゲス) ゴシカ(監督:マチュー・カソヴィッツ) ミスティック・リバー(監督:クリント・イーストウッド) もっと早く気づいていれば行き…

郵便物

ヤフオクで落札したS51年の『徹子の部屋』を読む。勝新太郎との対談に目を付けて。やっぱりテレビで見なきゃ意味ないなという他愛もない話題で、雰囲気や表情を窺えないのは決定的である。『徹子の部屋』のビデオでも借りて見ようかな。

不吉な予感

すでに大晦日なのに。アパートの鍵のキーホルダーとして使っていたぷちこのしっぽが折れてしまった。もう2年目だから仕方ないかな…以前は高校の時から『同級生2』の唯のキーホルダーを使っていたけど、あの時はUFOキャッチャーが下手くそで3000円以上…

『座頭市 あばれ火祭り』

これまでぼくが観たどの「座頭市」とも異なる印象である。三隅研次のテイストは十分生かされていて、「業」の物語もロマンスもあるし、定番のライバル浪人も登場するし、森雅之の演じる闇公方という「めくら」の最強悪まで登場する。それだけではなく、ピー…

ジュンク堂で

斎藤環の新著『ひきこもり文化論』を買う。少し読む。今までもところどころで触れられていたひきこもり当事者としての「背景」について書いている模様。少々長い前書きで懇切丁寧に説明してくれている。 何か映画を観たいなと思ったけれど、新作としてはそれ…

切れ味の鋭いことで…

冬コミの熱を感じようともオタク系に針が振りきれないのが今のぼくで、やがてこつこつと勝新太郎に取り組むのだった。平岡正明の『座頭市 勝新太郎全体論』の前半は、勝新論というよりも座頭市論であり、映画批評というよりも物語分析であった。日本古典芸能…

コミケからアキバへ

浜松町の水上バスで10時ちょうどビッグサイトに到着。長い長い行列の最後尾に加わる。35分ぐらいで場内に到達。ざっと見て回りながらいろいろ購入。どこかのサークルの「まほろさん」に惹かれたりしながら、もちろんはてな界隈のサークルでも購入する。…

最高の兄弟の狭間で

肉体労働でへとへとになった後の目覚めの心地よいこと。昔、野球部だったときの生活リズムを思い出した。数百球投げた後の肩の痛みは勲章のようなものだった。 起きてから山城新伍著『おこりんぼ さびしんぼ』を読んだ。若山富三郎と勝新太郎の兄弟とのつき…

バイト終える

肉体労働とは気持ちの良いものだ。体中が痛いけど…この爽快感といったら!斎場に運ばれた亡骸の側では、ビジネスの話と親族への罵倒が飛び交っているのだった。南無阿弥陀仏。 家に帰ってテレビを眺めていると「青森市で巫女の講習会」というニュース。清純…

マジックアワーの空

ネストール・アルメンドロスのカメラにおさめられるような空を見ながら気分良くバイトへ。

誤算

しまった!まったく忙しくもなんともないこの時期に徹夜するはめになろうとは…。昨日起きた時間がまずかった。今日のバイトは肉体労働*1だというのに、結局寝る暇もなく… しかし、朝までの時間を利用して、ようやく『装甲騎兵ボトムズ』のTVシリーズを制覇。…

浮いた女

TVでやっている『千年の恋』をところどころ見る。松田聖子の賛否両論(?)の場面もいくつか見た。思っていたより面白そうだな…という印象だったが、全体を通して見ていないので言い切りはできない。周囲の話を聞いたところ松田聖子の場面は「勘違い」なのか…

年末であろうと人は死ぬ

つい1分ほど前。急遽、明日の葬儀バイトを頼まれた。以前何度か働いているところ。扱いはなかなか良いので朝早くても仕方ない。冬コミは明日もお預け。もともと30日に行こうと思っていたので問題はないが…残業で30日まで疲れが持ち越さないことを祈ろう…

前田愛も高橋世織も女ではない

昨日ジュンク堂に行くと高橋世織の『感覚のモダン』という本が並べられていてつい購入してしまった。大学一年の頃はこの教授の講義「映像文化論」に潜り込んでいたのだ。大学に入って間もない頃は、高校時代の管理的かつ直線的な授業からの開放感もあり、脱…

そう…あれは忌まわしさだ

ちょっと書き足しておこう。『コール』における殺されたと臭わされる犯人夫婦の子供*1、顔の描かれることのない女性、立ち往生する車たち、生々しい事故現場…あれらは忌まわしさに他ならない。 なぜそんなことを考えるのかというと、映画の前の予告編である…

魅惑の視線を持つ女

昨夜のレイトショーで新作映画『コール』を観た。ずいぶんおかしな映画だったのだが、ぼくはとにかくコートニー・ラヴにやられた。ストレートな美人とは言い難い彼女は38歳の肢体をセクシーにくねらせ、魅惑の視線を投げかけてくるのだった。その誘惑はヒ…

女優である前に女である

ワイドショーで少し話題になった寺島しのぶのエッセイ集『体内時計』を買って読んだ。そこには梨園の中で育まれた華やかな生い立ちが綴られていると思いきや、梨園という男社会から疎外された女としての過剰さがあふれていて驚いた。自らも感情の起伏が激し…

「俺にとって、マリファナは神様だよ」

資料として何気なく読んでいた市山隆一著『私論・勝新太郎』が終盤に差し掛かってくると異常なほどの「文圧」に魂を揺さぶられてしまい、冷静に読めなかった。読了した昨夜は、就寝が予定より2時間ほど遅れてしまった。その2時間はただ放心しているだけだ…

「初めてペニスを見たのはいつ?」「14歳」

『セックスと嘘とビデオテープ』より。今テレビでやってる。全部見たいけど眠いなぁ。何度か見たけど、今のソダーバーグに馴染んだ後だとまた違った印象を受ける。『スキゾポリス』『グレイス・アナトミー』を経た流れで一度きちんと捉えてみたいと思うが…。…

消尽したもの

頭脳労働、肉体労働、共に限界まで尽き果てる。今年最後のバイトを終えて意識朦朧としながら「蘊蓄バトル」を見ていた。歴史の屑拾いならぬ知識の屑拾い。 ぼくの働くホテルのオーナーはいくつかアパートやマンションを所有しているのだけれど、今日聞いた話…

Alone with the widow

昨日の夕方からつい先ほどまでバイト。あと30分もすれば再び…。まるで身体の芯から指先まで疲労がつまっているよう。というのも、普段通りのホテル業務に続いてそのまま大掃除、しかも数人のアルバイターが集まるはずがぼくひとりだけだったのだ。だからホ…

若者よ身体を鍛えておけ♪

はてな界隈では『1980』は意外と好評らしく、キーワード検索でざっと感想を読んでみると、どうやら好みが大きく反映しているように思える。ある種の演劇にありがちな「過剰なサービス」をどう捉えるかという好みもあるし、1980年頃のカルチャー一般…

テクノポリス1980

新宿に行くと街の喧噪は激しかったが、テアトル新宿の場内は1000円均一*1にもかかわらず、それほど混雑していなかった。ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督作品『1980』を観たのだ。 あまり書くことはないのだが…蒼井優は可愛かった。鈴木一博の撮影…

やってしまった。

寝坊。2時間ほど寝過ぎた。悪夢にうなされた。久しぶりに酒を飲んだのが災いしたのか…。日本酒を飲むとろくな目にあわないというのは、ぼくにとってもはや定説なのかもしれない。午後いちばんでバイトに駆け込まないと。さっきの電話では、どうやら正月もた…

歯車が…

http://www.asahi.com/national/update/1223/019.html 製鉄工場の事故か…。ぼくの地元にほど近い。確か去年には、ぼくの地元の製鉄工場か造船工場にまともに大事故が起こっていたはずだ。給料が低いことによる志気の低下、過酷な労働条件による肉体的な問題…

グドゥマが始まる

在宅バイトが減っていないという事実を目の前にして、今更やっぱり飲み会にいくんじゃなかったという後悔に襲われている。あと6時間もすれば持って行かなくてはならない。イライラしてくるのに、給料前で手持ちの金がなくて栄養分を補給できないためさらに…

イヴが明ける

飲み会から帰ってくる。仙台のテレビ局に就職した先輩がこの飲み会のために帰還していたのでオールが濃厚だったけど、だいたいのメンバーは帰るというし、ぼくもお金と時間(在宅バイトを処理しなければならないのだ)がないので一次会で切り上げて帰宅する…

過去の追跡

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005UC2E/249-2339674-9330768 件のグラビアアイドルを追跡してみた。どうやらバスト100だったらしい。前よりは売れているみたいで結構なこと。あれは3年前かな。あの時は日大の学生と言っていたなぁ。忘れ…

濡れ場と倫理

資料としてヤフオクで落札した昭和39(1964)年の『週刊文春』で32歳の勝新のカラー写真をチェック。あまり情報としての価値はなかったのでがっくりだったが、他の特集記事がなかなか面白い。 「邦画五社の脱衣賞コンクール」という記事で、映画界の…

祭日の使い方をもうちょっと考えようと思う

寒い日にせっせと外出して、逆に暖かい日になると家でだらだらやっている。在宅バイトしたりネットやったり『ボトムズ』見たり勝新本を読んだりしてたらあっという間。見始めてからもう数ヶ月、やっと『ボトムズ』も最後の佳境を迎え、キリコ・キュービィは…