ゼロ・ジェネレーション

『レス・ザン・ゼロ』はぼくのもっとも好きな小説のひとつであるが、レンタルビデオで今まで見かけたことがなかったので映画の方はずっと見てなかった。つい最近、ヤフオクでDVDを見かけたので落札した。
何か書くつもりだったが、悪くもなくそれほど特筆すべき点もなくといった感じで青春映画としての切れ味は薄かった。ところどころで派手なショットがあったりするが、どことなく寂しい雰囲気を含んでいて、やはり時代性は感じさせる。エリス原作ではまだ『ルールズ・オブ・アトラクション』を見ていないので、『アメリカン・サイコ』を再び見ると共にまとめて何か考えてみようと思う。