究極の道楽者

そういえば先日『エスクァイア』誌(日本版)の1993年2月号を手に入れたのだった*1。特集は「芸道一代、勝新太郎。」もうすっかりはまってしまった。記事の中にあるこんな無駄話には心底惚れてしまう。ニューヨークで勝新がある女と知り合った時の出来事である。

(略)フレンチスタイルの意味がわからなかったんだよ、俺。そしたらキスしはじめたんだけど、だんだん下の方に行くんだ。俺、思わずOhnoっていったよ。だってさ、バクッて俺のに食いついて軽く噛んで、キューッと伸ばすんだ。で、伸びきったところでパッと放すだろ。空中で俺のが縮こまると、それをまた追いかけて、途中で食わえるわけだ。
 俺、おもわず、叫んだね。No chewinggumって。

*1:これもヤフオクである。