コンビニで立ち読み

id:onanieさんの日記で『BUBKA』の阿部和重インタビューに触れられていたので、さっそく読んでみた。『シンセミア』を少女たちの存在から読み解くのも面白いかもしれない。「生身のまま世界と向き合う小5の少女」を美しいと阿部和重は定義している。ロリコンマンガに見られるような「何でも受け入れる母性的存在」としての少女の美しさとは別物で興味深い。むしろ、世界と向き合う(戦う)という部分を強調していた阿部和重の視点は、戦闘美少女*1へのフェティシズムに近いのかもしれない…と適当なことを思いついた。

*1:斎藤環著『戦闘美少女の精神分析』を参照のこと。