『孤独な場所で』に関する追記
http://d.hatena.ne.jp/Hoshino/20040127
サスペンスから「恋愛の起伏」へ。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4362/k-inalonelyplace.html
「赤狩り<ボガートの意向」ということらしい。映画に内在的な視点でも十分評価できる傑作であるが、当時の時代背景、制作された文脈などを考慮する方向性も必要である。いずれにせよ、ニコラス・レイの『わたしは邪魔された』を読まなければ。
しかし、いつも思うことなのだが、ハンフリー・ボガートはどうして人気だったのか未だに分からない。確かに主演作を観るとぴったりはまっているというか、強い存在感をアピールしているのは分かる。でも、当時の文脈を知らない人間からすると、ボガートが男性ファン女性ファンにどのように受容されていたのか、はっきりとつかみ取ることができないのだ。まあ…それほど興味があるわけじゃないけど。