「悪魔のような『変さ』に夢中」に夢中

有線放送に加入してから届くようになった薄い情報誌『Music Pleasure』の今月号に、山田五郎の新連載「知ってどーする?」というトリビアっぽいやつが始まっていて第1回からなかなか面白い。というかちょうどぼくの興味に合致していて70年代が取りあげられていた。『悪魔のようなあいつ』という75年製作のドラマについてなのだが、藤竜也久世光彦若山富三郎、悠木千帆(現・樹木希林)、沢田研二岸部修三(現・一徳)などの名前が飛び交っているだけでも見たくて仕方なくなってしまう。
このコラムの締めくくりに「60年代的な気取りと、80年代的なパロディ感覚。本来、矛盾するはずの二つの要素が、75年製作のこのドラマでは、ぎりぎりのバランスで同居している。それが今観ると実に奇妙で、ついハマッてしまうのだ。」とあり、なぜ70年代という言葉を使わないのか気になってしまう。やっぱりそういう時代(?)なのだろう…70年代とは。
もうバイトの時間だ。