1週間ぶり

日記の日付は連続することになるが、今こうして書いている内容はほとんど1週間ぶりになる。前回書いた時は、充実した日記を続けるぞという決心に満たされていたのに、ちょっと気を抜いた途端にずるずる1週間になろうとしている。このままでは、ずっと放置して、やがてはやめてしまいそうなので、この辺で、4月21日以降のことも軽く書き留めておこう。
午前中のバイトを終えて、大学の露文科研究棟に行く。名目上は卒論の指導の集まりで、担当の先生の研究室で他の選択者たち5人ほどでお茶会をする。一応、順番に卒論の進捗状況を発表して、他愛もないお喋りを挟みながら2時間ほど。1968年生れのフェミニズム系露文科女助教授の下で、ぼくは、20世紀のロシアにおける言説が、どのように分布して行ったのか、それを背後で支えたロシア思想の基盤などと関係させながら調べることにしている。もちろん、そんな大きすぎるテーマをそのままできるはずはないから、しだいに絞り込んで行くつもりだけど、フリーメーソンについて触れたりしていると、どうにもまとまらないままずるずる行ってしまいそうだ。他の人が、ロシアのフィギュア・スケートで卒論を書くと言っていて面白そうだと思った。ロシア・バレエとフィギュア・スケートの関係なんか、一見ありそうでないのではないか?
雑談で、テレビの「ロシア語会話」のさとう珠緒ってどうなの?という話になり、去年との違いっぷりにみんなありえないと言っていた。先生は金田一さんと知り合いらしく、さとう珠緒とダニエル・カールは勉強してこないらしいと言っていた。
大学から帰るとすぐにバイトに出かけた。翌朝まで。