再び歌手として…

TUTAYAでDVDを借りた後、家に帰ってテレビをつけるとスタジオパーク石野真子が出演していた。紅白歌合戦やジュリーの話をしていてふと思い出した。有線放送のために送られてくる小冊子の山田太郎の連載において、過去の歌をテレビでさらさないジュリーの生き方に触れていて、そこでは「日本でいちばんロックな歌手」とまで言っていたので、先日昔の曲のCDを買おうと思ったら本当になかなか見つからない。『炎の肖像』は面白かった。昨日は「トリビアの泉」に出演している秋吉久美子を見たこともあって、70年代を生きた人々がその後どういう生き様をたどって行くのか多少興味を覚え始めている。
三上治著『1970年代論』はもうすぐ読了。『ロスト・イン・トランスレーション』でも、何気なく70年代に触れられていたりする。ビル・マーレイの演じるボブ・ハリスが活躍した年代として。そんなささやかな言及が、70年代という時代への遡行を無意識に促したのかもしれない。