銭湯の常識

tido2005-05-19

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000451-jij-soci
女湯に女装して入る60歳……いろいろとその人の内面を考えてしまいたくなる。近所の人ばかりが集う小さな銭湯なのか、ぼくが通っているようなスーパー銭湯なのかによっても意味が異なる。スーパー銭湯だと夜や深夜は若い人が多いし、当人が女装の常習者でもなければ死を賭けての一大決心だったのかもしれない。
しかし、スーパー銭湯歴が長くなるに連れていろいろな光景を見ることだってある。男湯にほのぼのしい関係の父娘が来るのはざらにあるが、下の毛が生え始めていて、おいおいと思われるほど境界線上の発育の娘が来ることもごくたまにあったりする。どちらかといえばロリコンよりゲイの方が多いとは思うが、それにしても銭湯は慣れるとよくもあそこまでみんな弛緩してリラックスできるものだ。慣れてない人が恥ずかしがっているのも見るけど、やはり場の雰囲気と常連が形成する「銭湯気分」というのがそういった傾向を促進するのだろう。それにしても、若い女の子の店員が普通に男湯に入ってくるのはどういうわけだろう。嫌がる人もいそうなものだし、状況だけ見ればサウナの中とか露出痴漢と変わらないんじゃないか。銭湯という文脈の強さか。
暑くなってくるとふと都内で銭湯に入りたくなる衝動に襲われ、大学時代は講義の合間に近くの銭湯とかに入りに行ったりしていたが、やっぱり小さいところはしだいにつぶれているようだ。ネットで探して行ってみても住所通りの所になかったりする。ましてや繁華街などに見つけられようはずもない。渋谷か新宿か池袋の駅前辺りにでもスーパー銭湯があれば、かなり需要があると思うけど、まずそれは夢のまた夢である。