書店でぼられそうになる(ぼられた)

昨日ちょっと触れた駅前の零細書店に行ってきた。しばらく行ってなかったのでたくさん新刊が出ていて、しのざき嶺の『ボクと妹』などを買った。(表紙は載せられそうにない)
で、会計をしようと呼吸補助器を鼻につないでいるじいさんに本を手渡す。値段を見る眼もレジを打つ手もおぼつかない。……5分後、5220円ですと言われる。明らかに高い。値上がりしたのか? 店を出て紙袋から本を取り出し、計算すると明らかに4000円満たない。微妙な額だったけど、別に急ぎでもなかったのでじいさんにその旨を伝えると……たった3冊の本の再計算に10分ぐらいかかっていた。
「3990円か」
ようやくじいさんが言う。
「さっき5220円払いましたけど」
「じゃあ1000円返せばいいの?」
「まあそれぐらいです」
めずらしく客が順番を待っていたので、1000円手渡されて家に帰った。
『ボクと妹』は面白いところもあったけどイマイチだった。