犯罪的、あまりに犯罪的な

安野モヨコ働きマン』を読むなどして今の無益な労働について考えを巡らせてみたが、同じ出版社なのに、どう考えても今の職場で意欲が生まれようはずがないという結論に至る。予定通り8月にはやめる。
夜11時頃、在宅バイトをしようと近所のジョナサンへ行ったら、夏のメニューがたくさん追加されていた。中でも、つまみ系は破格の安さでボリュームもある。キムチの盛り合わせと巨峰ワインのカクテルを頼む。ビールに行きたかったが、この状況では止まらなくなりそうで、在宅バイトのことを考えてやめておいた。『賭博破戒録カイジ』の1巻の場面が頭をよぎった。地下の非人間的な肉体労働に従事させられることとなったカイジが初給料で「ペリカ」を支給され、初めてのビールを飲む場面。

涙が出るっ・・・!
犯罪的だっ・・・・・・・・・!
うますぎるっ・・・・・・・・・・・!
部屋の熱気で・・・
暑苦しい体に・・・・
1ヵ月ぶりのビール・・・・!
染み込んできやがる・・・・・・・!
体にっ・・・・・・!
くっ・・・・!
うわっ・・・!
ぐっ・・・・!
溶けそうだっ・・・・・・・・!
本当にっ・・・・・・!
ぷはぁ〜っ・・・・・・・・・・!
本当に・・・・・・・・・・・・・
(ビール尽きる)
本当にやりかねないっ・・・・・・・・!
ビール1本のために・・・・・・
強盗だって・・・!

すっかり福本漫画の気分に浸食されている。梅雨が明ければビアガーデンの季節。こんなビールを味わいたい。
全然関係ないことだけど、渋谷まんだらけで『ゆびさきミルクティー』を買って初めて読んだらかなり面白かった。前に読んだ、榎本ナリコの『スカート』はあまり好きじゃなかったし、こういった系統のエロ漫画や少年漫画とか、どこか極端な方向にずれる(そのため変な影響を被ってしまう)のに、けっこうじっくり読ませてくれる。玉置勉強の『恋人プレイ』を思い出した。