フィナーレ〜打ち上げ〜雑魚寝

1ヶ月近く、週末を中心に深くかかわってきた催しがようやく終った。50人強のキャパの劇場に約150人が密集し、記録的大盛況に終って本当に良かった。当日分しかギャラも出ないのに、無償で夜を徹しての打ち合わせ、練習、リハーサルとやっていく内に、自分自身もかなり熱してきているのに驚き、結局、フィナーレを迎え、劇場の社長の計らいによる打ち上げで焼き肉を食いながら、すでに次回への積極的参加表明、映像を交えたアイディアを出すなどしてしまっていた。これまでやってきた自主映画の熱も好きだけど、こういった舞台の熱というものも病みつきになる、というのが肌で感じられた。しかしながら、ぼくだけでなく、多数の参加者がまったく私生活を惜しまずに身を犠牲にし、一部は仕事の煩わしさの愚痴をこぼし続ける人間もいたけど、全体的にはそれが当たり前のように身も心も捧げて打ち解けた雰囲気に貢献することができてとにかく良かった。
結局、終電を逃して、楽屋に戻って雑魚寝。早朝起きて家に帰り、ワイドショーをじっくり見る暇もなく仕事先へ。ますます仕事などやっていられない気分である。身体中の疲れがとても清々しい。