奇妙な出来事

映画を観る前、今日は2分の1で設定4・5・6のスロットイベントだったので、朝6時に起きて7時半から並んだ。小雨の中2時間半。連れと共に北斗狙い。こういったイベントではずっと吉宗狙い(朝一で吉宗に座る無謀者は少ないので、寝坊しても狙い台を確保しやすい。だからといって勝てるわけではないが……)だったけど、がんばって並んで北斗を狙ったのはやっぱり面白いから。最近、それを再確認。祭の達人も面白いけど。そして狙った台。子役率は良い。しかし、550Gまでボーナス引けず。4チェへの偏りのせいか? たぶん設定4はあるなと自己暗示にかけたのだが、このボーナスは単発。ボーナス後は……低確濃厚。これが300Gほどまで連れて行かれたところでヤメ。比較的空き台が目立っていた銭形に座って、ちょっと回してみるもボーナス引けず。連れも北斗でやられていた。
ぼくはその後、映画鑑賞のため昼過ぎに店を後にする。はしごした後、再び店に戻ってきて連れを探すが見あたらない。電話してみた。電波届かず。5分後に再び電話してみた。つながった。
「もしもし、もう帰ったの?」
「え?」
「いま○○○○(店の名前)に戻ってきたんだけど、もう打ってない?」
「ああ……なんですか?」
「なにって」
「誰ですか?」
「おれだけど」
「知らないんですけど」
携帯の表示を見ると間違いなく連れの名前が表示されている。声も連れっぽい。
「○○君でしょ?」
「いや、違います」
「おかしいな、表示には出てるのに……すいません、間違えたみたいです」
一瞬、騙されているのかと思ったけどそういうことはやらないタイプである。ただ彼はてんかん持ちなのでもしかして発作で記憶が飛んだのかもしれない、と勝手な推測をしてみるも、もう1度かけてみる気にはならなかった。夜になってメールが入っていて、今日はマイナス1万8千でした、と綴っていたから発作ではなかったと思う。じゃあ、一体何だったのだろう?