低射幸性時代へ

もうひとつP業界の話題を。
http://www.y-pokka.jp/column/bk_220.shtml
「エンジョイ パチンコ・パチスロ キャンペーン」から「手軽で安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン(仮称)」へ、という動きに向けて警察庁も本気になっているという。爆裂機ばかりというのも良くないが、爆裂機がまったくないというのも寂しい。「吉宗S」の撤去が近づいているこの時期、安くなっているこの機種を導入するホールもけっこうある。コイン単価が低く、店側の利益があがらない5号機や波は荒いが機械割が低いため客に敬遠される4.7号機を使うより、安く手に入ってなおかつ大人気の「吉宗S」で回収する方が楽に決まっている。「押忍!番長」もその演出の完成度ゆえに条件を満たすが、今はあまりにも台の価格が高騰しているようである。1台50万などの場合もあるほど。
ぼくも毎日のように「吉宗」を打ち、5〜7万当たり前のように突っ込んで、15万返ってくることもあれば、すべて呑まれて終わりみたいな勝負をやっていた時がある。それほどにあの機種は面白い。しかし、結局トータルで見ると、あの辺の射幸性の高い機種が出回り続けていた結果、パチスロ人口はかつてに比べて減少し、平均投資額のみが上がってしまった。店の数は増えているようだが、つぶれたりする店も多いだろうし、健全な経営をしていない店もたくさんあるだろう。某チェーン店が売り上げている莫大な金がどこから出ているのか考える時期でもある。
爆裂機もあれば、ジャグラーもあり、5号機にも力を入れているというバランスが1番ではある。しかし……