忌まわしき霧の街

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0604/12/news066.html
ついにやってきた! 映画版『サイレントヒル』。ついさきほど映画館で初めて予告編を観た。雰囲気は出てそうだ。ただ、主演女優らしき人物が「怖がっていた」のが気になった。
というのも、ゲーム版『サイレントヒル』のある種の怖さは主人公の「無神経さ」に拠っているからだ。(ぼくは好きだが)ファンからの評判があまり良くない『サイレントヒル3』の少女は「無神経さ」に理由があるのだが、基本的にこのシリーズの主人公は「冷静な狂人」っぽいのである。だから、その辺の魅力を映画が損なっていないかが心配だ。しかし、『バイオハザード』のようにゲーム版とは違った魅力を放つ可能性もある。ぼくはゲーム版はもちろん、映画版の『バイオハザード』もなかなか気に入っている。どちらかといえば即物的な『バイオハザード』シリーズに比べて、『サイレントヒル』は記憶の混乱や街に宿る禍々しさといった超自然的な要素が強く、ぜひ映画で観てみたいと思っていたので7月が待ち遠しい。