テレクラ実践日記

歌舞伎町にて1時間の短期戦。まあ、時間つぶしだし、気楽な感じで「アタック25」などを眺めていたら1回目のコール。「お兄さんはどんな感じが希望ですか?」と始まった女性からのコールは、友人と一緒に3Pをして欲しいという内容だった。もちろん割り切りで。金銭的な余裕はないのでお断り。しばらくして2回目のコール。
「もしもし」
「…………」
「声が遠い? もしもし(大きめに)」
「なんか暗いね」
「そうかな。落ち着いてるって言われることはあるけど」
「言い方の問題だよ。暗いっていうのを遠回しに落ち着いてるって言ってるんじゃないの」
「(苦笑)」
「25歳ならそれぐらいわかるでしょ?」(フロントでぼくの年齢は訊いているようだ)
「……まあ、その通りかもしれないね」
こんな感じで始まった会話はやはり女の一方的な見解に引きずられる流れとなった。こういった会話を繰り返していると本当に……心底疲れてしまう。大まかにまとめると、彼女の話は「ホストやキャバクラが流行る昨今はストレス社会だ」という主張と「ホストをやってる友人がいるけど、そいつの気遣いはすごい。でもそんなやつと付き合いたいとは思わない。付き合うのはふつうの男がいい」という個人的趣味、そして「働き者とニート紙一重」という話を個人的体験を交えて証明してくれるという3本立て。結局、制限時間が迫っていたので「そろそろ時間だけどフロントに戻す?」と訊くと何も言わず電話が切れた。
完全に苦行というかリハビリというか……自分でも意味の分からないことをやってしまっている。しばらく時間を置こう。