2004-06-11から1日間の記事一覧

もっと活字を…

結局、受賞してから買うという消極的な形になってしまったが、満を持して矢作俊彦著『ららら科學の子』を読み始める。面白い。簡潔な文体のリズムに冒頭からぐいぐい引き込まれる。最近は読書に関してロシア漬けだったなぁ…と感慨に耽ったり。大学5年目にし…

『座頭市』の陰に隠れて

2003年度、第60回ベネチア映画祭の銀獅子賞といえば北野武監督の「宇宙人」的『座頭市』だったわけだが、忘れてはいけない、金獅子賞はロシアのアンドレイ・ズヴャギンツェフ監督による『ザ・リターン』だった。 この映画、今年秋ぐらいには日本でも公…