ルカーチをめぐって

公開講座ルカーチ存在論」第一回目。ほとんど気まぐれではあったけど、受講費用が安かったこともあって始めてみた。ちょうど卒論のテーマに多少重なる部分もあるように思えたことだし。講師の石塚省二はすでに14年ほどこの講座をやっているらしく、行ってみるとほとんど内輪な年配の人たちばかりらしく、とても間の抜けた内容でがっかりした。が、初回は導入でどんなことをやるのかという概説やらそれにまつわる雑談やらだったので、失望せず次回も行くことにした。
この人の話は激しく散漫で、そのまま文章に直すと一文にダッシュが7〜8本は入りそうな感じで、頭の中で整理するだけで疲れる。周りの年配の人たちはよくこんな話聞けるなあと感心するほどだ。大学でこんな授業をされたら絶対出席しないが、とりあえずルカーチの『倫理学草稿』などの話を聴くところまでは継続しよう。