はてな(仁義なき)頂上作戦について&打ち上げ
こわごわ行ってきたけど、とても楽しく、また、いろいろと考えさせられた。特にブログについて。とはいっても、ブログ一般とかメディア論みたいなことはウェブ知識もろくにないぼくにとってはあまり関係無いことで、これから有意義に活用するにはどうすべきか、あるいはコンテンツはこのままでいいのか、などということに関心があるわけである。しかし、そうはいっても、読み手のことを考え始めて際限のないブログ中毒に陥りたくはない。はてな当初のように1日中更新し続けるみたいなことをしていてはいけない、と感覚的に思う。やはり、良い意味で自分中心であることが先で、それに付随して人とのかかわりがあったり、派生的に他の情報とつながっていったりできるのがいいと思う。何らかの枷や制限が外部、というより消極的な意志から働くのは嫌で、そういったものは自ら積極的に課すものだと思うのだ。
ライトノベル誌「ファウスト」の盛り上がりの時、自分自身それに乗じていろいろと考えたりしてこの日記にも何か書いたりしたような気がするけど、なぜかあの時、みんながまるで編集者のような立場から考える傾向にあった、というのが一部批判的に取り上げられていたのを思い出した。今回の「ユリイカ」のブログ作法特集に関しても、実際に深く関わった人たちは別として、やはり、はてなに関わっているということから、ブログはどうあるべきか、はてなはどうあるべきか、みたいな視点で考えてしまっている気がする。悪い事ではないと思うけど、そういうことを考えても仕方ない。
自分でやりたいこと、あるいはやるべきことをやる。それがあればいい。そうやっていれば、ブログの特性上、勝手に関わりあったり展開していったりするように思える。自分でやりたい内は、やりたいようにやるし、やめたくなったらやめればいい。そういえば、吉田アミさんがトークショー中に冗談ぽく「はてなやめちゃえ」みたいなことを言っていたけど、降りたければいつでも降りられるスタンスで、やりたい内は好きなようにやる、ということがおそらく良きブログの本質なのではないかと思った。