黒でもなく白でもなく

これはコーヒーとシガレットの映画というよりも、そういった身近なもののようなものが映画だという表明なのではないだろうか? 単にインディペンデントということだけではなく、身近にあるもの、身近にいる人間……些末なものではあるが身近にあり無意識に愛着をもってしまうようなものとしての映画。こういうノリで映画を撮れたら楽しいに違いない。この映画についてたわごとを付け加える必要はまったくない。