セリクラは健在!

アパートから徒歩10分もかからなかった美容室にいた担当の美容師が大宮に移ったということで、仕事帰りにふらっと行ってきた。何度行っても、美容室という空間は居心地が悪い。なんであんなにスタッフがいるのか? 挙げ句に新入りとおぼしき男性スタッフから鏡越しに手品を披露され、微妙な空気に包まれたり、おみやげといって帰り際にあめ玉を3つ渡されたり。……気をつかってしまう。
美容室に行く前、大宮駅東口付近を散策していたらセリクラを見つけた。池袋のセリクラには前に行ったことがある。まだ流行っているのか? システムとしては、テレクラのような個室に入って適当に時間をつぶす。すると、定期的に女の子が入店し、個室のドアに備え付けられたガラス窓から顔見せしてくる。入札ボックスに任意の金額を書いた紙を投入する。その値段と女の子から見た客の良し悪しを吟味し、落札の如何と待ち合わせ場所が客に伝えられる。金を払って、いざ待ち合わせ場所へ、というものだ。
以前撮ろうと考えていた映画にちょっとエロい場面があり、彼女に出演を打診するとオーケーと言ったので、話を進めていると突然断られるはめになり、少々やけをおこしたぼくはテレクラにでも行って出演してくれる女を探してくると言って池袋に赴くと辺鄙な場所にあったセリクラに興味を引きつけられ、そっちに行ってみることにしたのだった。最初で最後のセリクラ体験は、運良く30分ほどで来た女の子を3000円ほどで落札し*1、パスタを奢って映画の話をするも、うんうんと聞き流されるだけで、携帯番号を聞いたら携帯忘れたと言われ、これは無理だとあっさり諦めたというもの。あっちにすれば楽な小遣い稼ぎだったろう。そんなセリクラは今も健在のようだ。
http://www.serikura.com/

*1:昼間だったので対抗者がいなかったのだ。