モードについて

押忍!番長」のモードBは熱い。ループor天国モードへの移行、しかも天国率高し。今日も550Gで捨ててある台が、見事1KでREG! モードBほぼ確定。天国突入で勝利できた。REGに偏ってしまってたいした勝ちではないが……
その「モード」の話ではない。地元モードと都会モード(というより上京モードか)についてである。自主映画を撮るために帰省してからすっかり地元モードになってしまった。筋トレ、草野球、集団風呂、連れスロ、ドライブ→夜のファミレスなどに染められた原始的生活の反復。それはそれで心地良い。中学生まではそれを毎日反復していたのだし。しかし、これはオッサン化を進める。久しぶりに会った知り合いがみんなオッサン化していた。一緒に行動していてしみじみとその原理を体感する。こんなくたびれた田舎では、オッサン化しないといろいろな意味で耐えられない。オッサン化こそ無気力を飼いならす方法なのだ。
そろそろぼく自身も地元モードに浸されてきて、この日記もスロ日記となってしまいそうだったので、今日はモードを変えた。昼から電車で岡山市街に出る。電車で「文藝春秋」など読む。芥川賞受賞作「土の中で子供」を読む。舞城王太郎の小説みたいなタイトルだなと思ったが、中身は違う。選評にもあるが、こういった題材は難しいところだろう。読み手の側の意識としても、ワイドショー的な野次馬精神が陳腐化を生じさせる。ちょうどこの前、地元の新聞の読書欄で『“It”(それ)と呼ばれた子』が紹介されていて、弟の糞を食わされたとかひどいエピソードが挙げられていたので興味を持ち、市街の本屋で探したけど見つからなかった。糞といえば、林由美香の『自転車不倫野宿ツアー』の撮影日誌をネットで買って読んだところだった。林由美香といえば……そうだ、映画だった。
今日は映画を観に行ったのだ。かなり久しぶりである。劇場は東京以来。『17歳の風景』以来だ。まず岡山日活という小さなピンク映画館に行き、ちょうど上映中の佐藤寿保監督の『連続婦女暴行 巨乳狩り』*1を観る。これがなかなかすごい。あとで詳しく書くかもしれない。
時間の都合もあって3本立てのうち1本しか観なかった。映画館のおじさんに林由美香のことについて聞いてみると、再来週以降に特集上映みたいなのを組んでいるようで、上映作品を教えてくれた。このピンク映画館は丁寧なことに、館内に灰皿をたくさん置いていた。禁煙の張り紙よりよっぽど効果的だろう。ただし、暗闇を歩いていると足に灰皿がぶつかってカランカランとうるさかった。
その後、冒頭に触れたように番長を打って小銭を稼いだ後『妖怪大戦争』を観る。やや不満足の内容。しかし、NHKか何かのテレビドラマにも出ているというあの少年はやばい。
明日は朝4時頃から撮影の予定。寝たら起きられそうにない。腰が痛い。

*1:今使っている実家のパソコン、「巨乳」が一発変換できない!