あと一週間

来週の頭には再び上京の予定。かなり地元に馴染んでしまった感はあるが、やっぱり完全には馴染めない。そろそろ都会の汚れた空気を吸いたくなってきた頃である。田舎と都会を往復するのはけっこう良いリフレッシュ&刺激になるかもしれない。昨夜からがんばって今週分を終えたおかげで、久しぶりに在宅バイトの呪縛から開放され、今夜は本当に気楽である。さっきまでは草野球でしっかり身体を動かしてきた。久しぶりに読書でもしようと思う。ということで最近ちょこっと読んでいる本など。

さすがに面白い。「林真理子論」には目を開かれる思いがした。ほとんど興味なかった林真理子に興味が湧いてしまった。
科学する麻雀 (講談社現代新書)

科学する麻雀 (講談社現代新書)

麻雀を完全な確率・統計論で考えるというもの。視点は面白いが、けっこう退屈な内容だ。むしろオカルトを信奉する者たちの話の方が実際には面白かったりする。これはスロットにも言えることで、スロ漫画は実践系にあまり面白味を感じられない。オカルトチックなギャク漫画の方が面白い。唯一の例外が名波誠原作の漫画だろう。「旅打ち」も面白いし、借金したりスロットに目覚めたりする話も面白い。
ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶

ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶

地元の知人に借りている本。久しぶりに小説を読んだ気がする。ちょっと新鮮。最初の短編で、フランスからの帰国子女がパチンコ屋に入り浸っていて「海物語」と思われるパチンコを打っている描写があるのだが、どうも違和感がぬぐえない。ピンク映画などでパチンコを打つ描写を観たこともあるけど、多くの人が浸っている日常的なものとしてパチンコやスロットをうまく描写する方法はないだろうか……と考えさせられる。昔の映画でもパチンコ場面はあったりするが、今の映画ではあまり観ない。いつか『カイジ』でスロットを取り上げるのを読んでみたい気がする。あの特殊パチンコはどうも大掛かりすぎて……
ドキュメンタリーは嘘をつく

ドキュメンタリーは嘘をつく

こちらはまだ未読。