2つの写真

tido2006-05-10

仕事で歩き回った疲れが出たのか、昨夜は家で寝転がっていたら夜9時も過ぎていないのにいつの間にか寝てしまっていた。目覚めたのが深夜2時。中途半端だったのでそのまま朝まで寝よう思ったが、十分な睡眠をとったためか、30分ぐらいですぐに目が覚めてしまう。それを繰り返して5時半に起床。
そんな前置きはどうでもいいのだが、昨日『週刊アサヒ芸能』を見たら小田かおると山本奈津子の「22年の百合族 レズビアンSEX」という袋綴じがあったので買わないわけに行かなかった。ロマンポルノの『セーラー服・百合族』ではあれほど対照的だった2人が熟した今、双子のように似てきているようで興味深いヌードだった。
それと、ぼんやりとした記憶しかなかったので、少し前に話が出たきっかけに調べてみてはっきりしたことがある。勝新のことである。市山隆一の『私論・勝新太郎』の中で女優Mという名で出てくる人がいる。その写真集を勝新が撮影しているという話だ。三浦綺音という女優である。なんのことはなく、あっさりとアマゾンマーケットプレイスで写真集を購入できた。それが昨夜届いた。監督/演出/撮影:勝新太郎となっているように、ドラマティックな写真集となっている。時おり写真の上に綴られている短い文章が面白い。そこで勝新は「先生」となっている。

先生「こんな可愛い顔して、こんなにはえてるのか!」
パシャパシャ パシャパシャ
綺音 初めてのシャッターの音が聞こえた

あるいは……

先生「泣けるか」
綺音「…………」
先生「メンタムくれ」
泣かなくてもいい時に涙が沢山出てきた

先月、業界の偉人伝みたいなムック本を立ち読みした。どんな本だったか覚えてないが、マツケン勝新のエピソードが当時の語られている。その勝新の項目で、ちょうど自ら監督した映画版『座頭市』の撮影のおり、記者がその時のインタビューのエピソードを書いていた。この映画には樋口可南子との混浴濡れ場があるのだが、勝新樋口可南子に「触ってみるか」と前ばりを剥がして一物を触らせ「どうだ、固いだろう」と言ったら彼女は駆け出して行ったそうである。
さて、仕事に行くか。