受傷事故防止のための装備強化

今日は仕事前に国会図書館に行く日なので早起きした。「日刊警察」である。先日は「受傷事故防止という方便」で「ウッド警棒」に注目したが、その後にも新たな「装備」が開発されていたのを書き忘れていた。
http://d.hatena.ne.jp/tido/20060427#p3
4月28日の「日刊警察」によると「衝撃強度増強の帽子開発」という見出しがある。職質中の警察官が自販機荒らしの外国人によってバールで頭部を殴られたということを踏まえ、「改良型衝撃緩衝用インナー型帽子」を開発、配備したらしい。これによって「改良型では、金属バット、バール等による殴打にも耐えられるものとした」とある。次はどんな装備が飛び出すか楽しみである。
ちょうど今、ワイドショーで「医師も教師もアナウンサーも警察官も盗撮」という話題。警察官の盗撮用装備も整えてあげたらどうだろうか? 
そういえば5月1日からの改正風適法についてもチェックしとかないといけないな。先日のマルハンの未確認情報は結局どうなったのか知らないがガセっぽい。でも、今後そういった逮捕の可能性は考えられる。ホール側の対応もかなり神経質になっているようだ。鹿砦社がアルゼ本で指摘していたように「コンプライアンス」と声高に訴えているのはマルハンの看板等にも見受けられた。
また、先日会社の情報紙に掲載されいたコラムでは、P業界の交換率のことが話題にされていたのだが、確かに交換率(○枚交換、○個交換)というのは初心者には何のことやら分からない。にもかかわらず、店にいっても明記されておらず、p-worldのHPにも書かれてない場合が多い。店員に訊けばよい(店によっては店員が知らないこともまれにある)が、初めての人は「交換率」の存在さえ分からないだろう。今回の改正風適法に伴って、一般景品を充実させ、なるべくそっちの交換を推進する流れが強められている。ちなみに一般景品はタバコとかおかしとかの景品で、特殊景品はゴールドが入ったプラスチックケースみたいなやつで、景品交換所にもっていくと現金に交換してもらえるというものだ。これまでホールによってはカードに貯玉することで、端数(東京では500円単位でしか特殊景品に換えられない)を一般景品に交換しなくても次回に持ち越せるというシステムを採用していた。けれど、どうやらこのシステムも目の敵にされているようだ。
確かにホールは上場に向けて健全な経営体制を目指さなければならず、今までの曖昧なシステムを明確にしていくのは当然だろう。だから、今回の改正風適法を遵守するメリットはそれなりにあるのかもしれない。けれども、それは大ホールにとってのメリットであり、中小ホール、地域密着型ホールなどにとっては痛手となる場合が多いのではないか。さらに動向を追って行かなければならない。