新機種のCMについて

上のエントリでP業界と広告業界の話がちょっと出たけど、テレビCMに関して最近知ったことがひとつある。CRスーパー海物語やCR冬のソナタのCMを例外として、だいたいパチンコやパチスロの新機種のCMはなぜか発売のずいぶん前に流れていて気になっていた。そしてホール導入が近づくにつれて、いつの間にかパタッと流れなくなる。
考えてみれば簡単なことだったが、それはホール関係者向けのCMだということである。メーカーから機械を買うのはホール。だから、顧客であるホールの購買欲を刺激するために、遊技者からするとおかしな時期にCMが流れる。
スーパー海や冬ソナに限っては、その人気度や状況に応じてなのか、ホール導入後もCMが流れていた。メーカーとしての自信の表れ、あるいはコンセプトの違いでもあるのだろうか。自社でCMをやっているとは思えないけど、やはりP業界と広告との関係は興味深い。
メーカーからホールへと視点を移そう。折りしも、改正風適法の施行に伴い、ホールの広告、高設定の期待度を示す札、店内POPの大きさなどに関して、以前よりも規制は厳格になっているようである。ホールによっては、かつてはパチンコ店の風物だった煽りマイクも自粛しているようだ。そんな中、客として賢明であろうとするにはどうすればいいのだろうか?