性暴力を扱う中学生日記

tido2006-07-03

前にこの日記で触れて以来久しぶりに「中学生日記」を観た。前半から野球部男子同士がふざけ合って「勃っちゃった」という描写があったり、やおい漫画の過激な話を女子同士がやっていたり、テレビにしてはよくやるなぁと思っていたら、さらにドラマは性をえぐってゆく。野球部員の男子のひとりがどうやら、一時的に野球の指導をしてくれた男の先生に性的暴力を受けていたということが匂わされ、その男子は嫌な記憶から逃れられず、クラスメートがふざけてやっている性的な言動にさえ過剰な反応をしてしまう。そして、ラストでは担任の女の先生も男子生徒と似たトラウマを抱えているということが示されるのだった。話は次回へ続く。いつもながら「中学生日記」の真剣さには目を奪われ、ついつい最後まで観てしまう。1日中「中学生日記」ばかり放送しているのならNHKに受信料を払うことを考えてもいいだろう。