2003-11-24から1日間の記事一覧
勝新太郎映画祭に通い詰めというのもあるが、一応は読んでいる。ただし、まとまったものをあまり読むことができず、疲れているとつい読み流せる類の本を選んでしまうというわけだ。 きみが頼りにしている書物の知識を逆用して、きみをやりこめようというんだ…
毎週やっている在宅バイト。徹夜はいやだ…
この2週間近くほど勝新太郎の映画にどっぷり浸りすぎていたせいか、カール・ドライヤーの『奇跡』を観ている2時間少々はまるで解離してしまったかのような体験として記憶された。すごい映画であることは間違いないが、そのすごさが日常からとてつもない位…
とうとう…という感じである。ぼくは数年前の増村保造レトロスペクティブに際して一度観ていたが、それでも痛快でもっとも楽しめる娯楽として名作である。増村保造の特徴である「スピードとエロス」のうち、本作ではエロスは弱い*1ものの、スピーディな演出は…
三隅研次監督による素晴らしい内容にまたも感動してしまった。今回の座頭市は道中で自分の身代わりに殺されてしまった女の赤ん坊を、父親の元まで送り届けるという物語である。そして『座頭市 兇状旅』以来遠ざかっていた「業」の物語が復活している。 冒頭…
睡眠不足と映写機の間欠運動から生じる光の明滅のおかげで限界に近づく。それでも1本目は良かった。けれど3本目ともなると、ひたすら目を瞬かせ目薬を差さなければどうにもならなかった。というわけで3本の映画を観て今日は早めの帰宅。
連休の最後を楽しむために…
ずっとドキュメンタリーかと思っていたら、前売り券に記載されているキャストを見てフィクションだと知る。うーん治験の内幕のやばい話だったら、これほど刺激的な映画はないと思うが…やっぱり無理だろう。気が狂った話とかは間接的には耳にするが実際確かめ…
愛は美徳にも勲功にも無縁である。それはひたむきにすべてを愛し、すべてを赦し、すべてに耐えるのだ。そうしないわけには行かないからだ。判断力も道しるべの役に立ってはくれない。これこれの美点や短所が相手のなかに見つかったからといって、それが理由…