2003-12-22から1日間の記事一覧

駒場の静けさ

井の頭線に乗って駒場東大前へ。この静けさは2年前ぐらいに東京ティンティンの芝居を観て以来かな…と思いつつこまばアゴラ劇場に赴く。演目は5年ぶりの再演らしい『夏の砂の上』。 古めかしい日本家屋の一室にくたびれた男が海苔弁当を提げて腰を下ろす。…

街の本屋さん

郊外の商店街にぽつんと存在する本屋。ぼくの街にもある。2、3年前に住んでいた西東京市(田無)にもあったし、隣の花小金井にもあった。老店主は店の奥から立ち読みに眼を光らせていて、棚の大半を構成するのはエロ本とエロ小説とエロ漫画だ。 ぼくが住む…

消化

勝新太郎映画祭から洩れた勝新映画をひとつひとつ消化しようと奮闘中。つい先ほど『座頭市 牢破り』を見る。山本薩夫監督。勝プロダクション第一作。それもあってか、あるいはビデオということが影響したのか何となく雰囲気が違う。 前半において座頭市が仁…

アキバの未来は幸福か?

藤山哲人著『萌える聖地アキバ』を読了した。著者は秋葉原のあらゆる要素(電子工作、コンピュータ、同人誌、エロゲー、アニメ…etc)を自ら体現してきたような人らしく、森川嘉一郎のようにアカデミックな視点は露ほども見られないのだが、それはそれで面白…