2004-01-26から1日間の記事一覧

その辺の出来事

引っ越してからの1ヶ月は新しい街が、たとえ殺風景な郊外であっても楽しくて仕方なく、毎日のように散歩するのだが、1年半以上過ぎた今は見慣れた風景にうんざりする。たまに大学に行くと周辺の景色の変化が楽しいのだが、ここ成増ではほとんど変化が起こ…

ありがたい

(1月1日に付けた)カウンターが1万を突破。みなさまに感謝。何か趣向を変えようかなと思ったけど、特に思いつかず。思いついたら何かやってみよう。とりあえず、いろいろな人に読んでいただけるというのは、日記の動機付けとして大きいと思う。ここはぼ…

ニューイングランド的情念

日本でも公開されて好評なクリント・イーストウッド監督の映画『ミスティック・リバー』は、正にそのようなニューイングランドの草の根の情念を描ききった作品と言っても良いのでしょう。青く暗い川のイメージ、落ち着いたボストンの下町、そこで何かに耐え…

萌えと恋の事情

先週号だったか先々週号だったか「SPA!」で「萌えビジネス特集」をやっていたのを読んだせいか、近頃改めて「萌え」について考えてみた。で、自分なりにある仮説にたどり着いた。 以前からぼく自身が萌えを実感するとき、あるいは他人が萌えを告白するのを見…

『イノセンス』周辺を探る

http://d.hatena.ne.jp/kurosawa31/20040124#p2 「人工事実」の記事にコメントした「ヘルシー女子大生日記」より。ぼくも「人工事実」を介して『イノセンス』のオタク排除戦略を知ったのだけれど、もともとぼくの彼女からの情報で2月13日の「『イノセンス…

遅蒔きながら

「波状言論01号」を読んだ。面白い。これから、こういった試みが増えてくると本当に、仲俣暁生さんも書いているように、読書の媒体がメーリングリストやテキストサイト中心になってしまう…というかすでになっている。「波状言論」の読者の多くは『ファウスト…