2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

帰ってくる

夕方からのバイトに備えて帰宅。勝新太郎映画祭の後、ビックカメラでプリンタのインクカートリッジを購入。ぼくのプリンタは富士ゼロックスなのだが、どうしてなのか東口ビックP館とさくらやにはゼロックスのカートリッジが置いておらず、結局西口のビック…

さて

今日も勝新太郎映画祭へ。今日は『座頭市 二段斬り』と『兵隊やくざ 脱獄』である。

ヘッダの編集

勝新太郎映画祭に触発されて、ヘッダに三隅研次と勝新太郎を加える。はてなを始めたとき適当に書いたので、いずれきっちりと「乱暴者日記」のイメージが結ばれるように編集しようと思う。

宇宙人=外人

『映画芸術』で「寺島しのぶインタビュー」を読んで良い女優だなと確信を深めつつ「日本映画星取」をざっと読み流す。小中千昭が構成・脚本ということでぼくもビデオを借りて見た『パラサイトドールズ』は、大口和久によると過去の様々な先達の達成をどれも…

亡霊の視座

死の空間を舞台上に再現させようとしている点で、ベケットの特徴のひとつに「亡霊」というテーマが浮かび上がってくる。「モノローグ一片」など直接「亡霊」という言葉を用いているものもあれば、イメージのレベルでの死を描いているものもある。これは初期…

もうひとりの偉大な人物

このところ勝新太郎映画祭ですっかり勝新に熱を上げてしまっているが、やはりぼくが真に敬愛するのはクリント・イーストウッドである。boid日記で樋口さんの『ミスティック・リバー』の感想を読む。 http://boid.pobox.ne.jp/journal/boiddiary/boid2003_11.…

寺島しのぶに注目

BOX東中野改めポレポレ東中野で荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』を観てきた。ただその雰囲気に惚れ惚れするような映画だった。上映時間は2時間半を超えていてけっこう長いけれど、むしろ長さ自体が心地よいと感じられた。台詞も少なく、物語の起…

『続・兵隊やくざ』

監督は田中徳三。前作『兵隊やくざ』の結末がそのまま本作につながっている。田宮高廣と勝新太郎の名コンビが再び戦場に舞い戻り、痛快な騒動を巻き起こす。けれど、前作の痛快さと比べるとやや調子が落ちている。物語にも無理が生じ始めていて、むしろその…

『座頭市 関所破り』

監督は『座頭市 喧嘩旅』以来の安田公義。とりわけ目立った特徴はないが、バランス良くまとまっている感じだった。そのためか、通俗的な印象が強くて「業」やロマンスもほとんど描かれず、個人的にはもの足りないと思った。通俗性のもっともたるところは、感…

勝新太郎映画祭後記

祭日、休日はすごい人数だったけど、平日となるとそれほどでもないなぁ。でも若い人がちらほら。

(1日あけて)勝新太郎映画祭へ

今日の2本は『座頭市 関所破り』と『続・兵隊やくざ』だ。そろそろ出かけようかな。

アウトライン

サミュエル・ベケットについて3週間ほど考える予定。 ベケットにおける亡霊(自我からの離脱) 空虚なる豊穣さ(反射による意味の多様性) ダブリンの風土(オスカー、イェイツ、ジョイス) 芸術上の主題としての欠落あるいは不毛 分身創造(自己訂正あるい…

『サザエさん』と『水戸黄門』

はてなダイアリーでもちらほら感想を見かける阿部和重の『シンセミア』だが、ぼくもつい先日下巻を読み終えたところである。「小説トリッパー」でたまに連載を流し読みしていたときはそんなに興味がなかったが、一度読み始めると止まらない面白さがあった。…

購入する

「森崎東ナイト」@東京フィルメックスinヴァージンシネマズ六本木ヒルズ。上映作品『喜劇・女は度胸』『黒木太郎の愛と冒険』『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』の3本に加え、森崎東監督×山根貞男氏のトークショー。個人的には森崎監督…

出かける

東京の下層社会*1へ。そこに在宅バイトの捧げ者を持ってゆく。雨降る中を。 *1:西日暮里

やっと終了

長かった…本当に。

電子印鑑システム

http://www.jij.co.jp/news/soft/art-20031124183941-LLUAEHXTXQ.nwc 便利だなと思う反面、こういった試みには常に不安が付きまとう。改竄があった場合に遡及可能なシステムといっても、工学的な知識・技術の(事実上の)階級差によって、その低位置にあるも…

今日は勝新映画祭には行かない

新文芸座の勝新太郎映画祭は連日1日のみの上映なので毎日通わなければすべてを観ることは叶わないわけだが、週に1度だけ2日間上映が続くプログラムになっている。それが昨日と今日なのだ。昨日のうちに『座頭市 血笑旅』『兵隊やくざ』を観たぼくは久しぶ…

まだまだ終わらない

腱鞘炎になりそうだ…このままでは大学の予習をする時間がない。今日も恥さらしになると思うと自主休講の囁きが…

モスクワの大学寮火災

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000195-reu-int 外国人留学生がかなり死亡しているみたいだ。留学するならペテルブルグとかイルクーツクがいいな。ロシアの真冬の火事はすぐに消えるのだろうか。ヤクーツクなんかで火事が起こったら、逃げ遅…

行けるか『ブラウン・バニー』

さすがに平日は立ち見じゃないだろう。 http://www.zakzak.co.jp/cinema/news/kaiken/030922brown.html 「実際にオーラルセックスの激しいシーン…」とはどちらの意味の文なのか?そのように見えるシーンがあるということなのか、本当にやってしまったシーン…

気づいたら進行中

http://www.filmex.net/index-j2003.htm 第4回東京フィルメックス。今日が25日だから…あと5日!清水宏特集上映には少し惹かれる。28日の「森崎東ナイト」だけは行くべきかな。でも、そうすると連日の徹夜になりそう。

落札

ヤフオクで市川隆一著『私論・勝新太郎』を落札する。

ふぅ…

3時に起きて在宅バイトを終わらせようと奮闘中。いまは休憩中。

最近ろくに本を読んでいない

勝新太郎映画祭に通い詰めというのもあるが、一応は読んでいる。ただし、まとまったものをあまり読むことができず、疲れているとつい読み流せる類の本を選んでしまうというわけだ。 きみが頼りにしている書物の知識を逆用して、きみをやりこめようというんだ…

バイトをする

毎週やっている在宅バイト。徹夜はいやだ…

『奇跡』@ユーロスペース/ドライヤー特集上映

この2週間近くほど勝新太郎の映画にどっぷり浸りすぎていたせいか、カール・ドライヤーの『奇跡』を観ている2時間少々はまるで解離してしまったかのような体験として記憶された。すごい映画であることは間違いないが、そのすごさが日常からとてつもない位…

『兵隊やくざ』

とうとう…という感じである。ぼくは数年前の増村保造レトロスペクティブに際して一度観ていたが、それでも痛快でもっとも楽しめる娯楽として名作である。増村保造の特徴である「スピードとエロス」のうち、本作ではエロスは弱い*1ものの、スピーディな演出は…

『座頭市 血笑旅』

三隅研次監督による素晴らしい内容にまたも感動してしまった。今回の座頭市は道中で自分の身代わりに殺されてしまった女の赤ん坊を、父親の元まで送り届けるという物語である。そして『座頭市 兇状旅』以来遠ざかっていた「業」の物語が復活している。 冒頭…

眼精疲労

睡眠不足と映写機の間欠運動から生じる光の明滅のおかげで限界に近づく。それでも1本目は良かった。けれど3本目ともなると、ひたすら目を瞬かせ目薬を差さなければどうにもならなかった。というわけで3本の映画を観て今日は早めの帰宅。