2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2003年日本映画ベスト@『映画芸術』

1.ヴァイブレータ 2.鏡の女たち 3.blue 4.赤目四十八瀧心中未遂 5.アカルイミライ 6.刑務所の中 7.六月の蛇 8.ドッペルゲンガー 9.美しい夏キリシマ 10.ぼくんち っていう感じだ。ちなみにワースト10位を書き抜くと、 1.スパイ・ゾ…

もうひとつの受験勉強

『高校大パニック』とはうって変わって藤田敏八の『バージンブルース』を観た。同じ日活映画で、前者が1978年で後者が1974年。 一連の藤田敏八×秋吉久美子の中ではそれほどに良いと思わなかったけど、興味深い点はいろいろとある。ぼくの故郷でもあ…

嵐の後

『イノセンス』の衝撃が走った後、ゆっくり余韻に浸ることもできずにバイトに行ってきて、その際バイト仲間の失踪疑惑が浮かび上がってきていろいろ大変な1日だったが、昨夜は4日分の深い深い睡眠に落ちることができた。夢のない睡眠だった。そんな「嵐」…

『イノセンス』周辺@はてな

いろいろ日記を巡ってみたら、知らなかったことなども分かったり。id:kawagariさんのレポートでは、オタク指数は少ないという認識だったけど、たぶんぼくが多いと感じたのは、六本木ヒルズにオタクなど現れないと思っていたからだった。最後の方はすることも…

アニメーションの臨界

結論から言えば『イノセンス』は大傑作だった。一般公開のほぼ半月前を控えた今、ぼくにはやがて来るであろう反響が目に見えてくる。「愛」をテーマに謳ったというのは本当だった。しかし…この感動はひとつのものさしで測りきれるものではない。アニメーショ…

朝まで文化祭@六本木ヒルズ

オタクは排除されたか?否。ぼくの雑感では、従来の押井ファンが大半を占めていた。もちろん、鈴木プロデューサーやカフェグローブや「ほぼ日」の戦略は功を奏し、まったりとした甘いバレンタイン・イベントとして、六本木ヒルズは最適で、通常は『イノセン…

なつかしきわが家

長い長い長い長いバイトを終えて帰ってきたわが家。しかし、ゆっくりすることもできない。今夜は、ひと足早く『イノセンス』を観てくるので。このためにこそ、辛いバイトに耐えた甲斐があるのだ。深夜、仮眠をとろうとしても10分おきの電話と酔狂な来客に…

これから

30時間労働の旅へ。

一番辛い時間

終わった…眠い…

いろいろ山積み

やらなきゃいけないことばかりが積み重なって焦燥感ばかりが募る。それなのに、ぼくが貴重な睡眠時間を削ってやっていることといえばバイトばかりである。眠くて眠くて…しかし、朝までにやらねばならない在宅バイトが…それが終わったら30時間の勤務が待っ…

宗教的思考と教養

前に買っていたアレクサンドル・ボグダーノフの『信仰と科学』を読む。実は「本邦初訳」と帯にも書いていて、意外な感じがしたのだが、この本の内容はというと表題作と付録から成っていて、表題作は完全にレーニンの『唯物論と経験批判論』への反駁となって…

帰宅して…

結局断片的にしか読めなかった…『ファウスト』。乙一とか菅野ひろゆき×東浩紀トークセッションとか。佐藤友哉、西尾維新あたりは期待も大きいので、意識朦朧とした重い頭ではなくて、ちゃんとした時に読もうと… 昨夜はバイトも暇でゆっくり読書かと思いきや…

出かける前に

12時間眠りっぱなしだった。世間は受験であわただしいというのに…なんという怠慢か。バイトまであと1時間ほどしかないし、今日はずっと行けなかった歯医者にでも行って、労働に専念しよう。(といっても、今日はおそらく暇なのでほとんど好き勝手にできる…

恥部のピアス

日記登録の日付を間違えて試行錯誤していたので、もしかしたら無駄に訪れた方がいたかも…すいません。 有線で山本リンダの「狂わせたいの」が流れてきて、さきほどの飲み会のメンバーがちょうど石橋義正の『狂わせたいの』のDVDを持っていたのと重なり、好き…

飲み会

前のバイト*1に行かなくなってから飲み会自体がめっきり減ってしまった。今日は4人集まっての飲み会だったが、3人以上で飲むこと自体が数カ月ぶりかもしれない。(いや、実家に帰った時はオッサンだらけの宴会に参加したんだった。) 贔屓屋に入るとすごい…

給料の使い道

東京に来て初めての貯金に挑戦しようと思う。今回の給料の使い道第1号はもちろん『ファウスト』第2号。何度読もうとしてもすぐに寝てしまうほど疲れていたので、とりあえず今日のところは断念。明日からに持ち越そう。 夜は飲み会の約束をしていた。新宿明…

給料日

勤務の終わった朝、給料を受け取り次のバイトへ。徹夜が辛い…。このバイトの給料は9万5千円ほどだった。税金を引かれた。午前中にバイト関係は済ませた。

撮影終了。

最終回の芝居を撮影して、無事ぼくの任務は完了。ビデオの場合はほとんどすることがないので、じっくりお芝居を観させていただいた。大入り袋と商品券まで頂いて、手伝ったぼくの方が申し訳なくなってしまうほど… 劇場で、お手伝いに来ていたFさん(大学、バ…

穴はどんどん深くなる

これから芝居のビデオ撮影に行ってくる。その前にTUTAYAでビデオを返却。結局、8本のうち半分しか観られなかった。半額レンタルだったのに、まったく意味がない。いや、荷物が増えて重い分、損をしたことになるのか…。撮影の後もほとんど間を置かずにバイト…

眠りにつく前に…

新文芸座での「梶芽衣子特集」を振り返って。早く寝たいのでとりあえず雑感的にまとめておく。 『野良猫ロック ワイルド・ジャンボ』は1970年の作品。監督・共同脚本と藤田敏八。いきなりすごい映画から始まったわけだ。梶芽衣子、藤竜也、地井武男、范…

シンポジウム(江川達也×宮台真司×高岡健)@牛込箪笥区民ホール

充実した内容の3時間だったと思う。3者の基本的な見解は一致しているのだけど、実践というか今後に向かうスタンスが微妙に違っていて、そこが興味深いところだった。全体的に、先日の宮台サイトでアップされた「波状言論」の宮台発言の趣旨を、明治期や昭…

三角関係の行方

ロマンポルノ末期1983年製作、崔洋一監督『性的犯罪』を観た。たまたまレンタルビデオ店に置いてあったのを見つけたので。 気の強い女2人とだらしない男1人という三角関係モノ。小さな会社(自動車関係の仕事?)を経営する男は、社員の起こした事故の…

本日の目玉

時間がなくてお気に入りサイトを巡回したり日記を更新したりする余裕があまりない。休みだ…と思ったらいつの間にかバイトをやってしまうから余程の貧乏性なんだろう。 それでも今日はお昼から最近ウェブ上でやり玉に挙げられたりもしたが、次回の「波状言論…

『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』

1973年の勝プロ作品ということで、同時期の『子連れ狼』シリーズと似た空気感を共有している。ひとつに宮川一夫の撮影という点は大きいだろう。しかし、決定的なのはやはり若山富三郎と勝新太郎の差である。「虚無」を体現することにリアリティのある若…

大傑作!

勝新太郎主演、増村保造監督『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』は圧巻だった。とりあえず、今日までのレンタルビデオを返しに行くのが先だ。後から…

芝居のゲネを撮影する

昨夜のバイトは散々だったが、マネージャーがノートパソコンを置き忘れていったため、何枚もの用紙に記入したり計算機を何度も打ち直したりする会計のわずらわしさをこの際なんとかしようと思って、Excelを使って効率的な演算表を作成した。そのための試行錯…

余談

さっきこのページを検索するのに「乱暴」とキーワードを打ち込んだら、googleのトップに…なんか複雑な気分。もうバイトに戻る。

ホテルに狂人あらわる

結局更新ができてしまった。今も勤務中にはかわりないのでびくびくしながらキーボードを打っているんだけど。中学受験のあれこれを調べてくれとマネージャーに頼まれ、ちょっとした隙にパソコンをいじっているわけである。さっき、芝浦の2回目の試験の問題…

とんがって…小悪魔なんかじゃない

起きたら…もうこんな時間。疲れがすべて睡眠に変換されたらしい。バイトは5時からだし、今日はもうタイムリーな日記更新ができなくて残念(携帯を使うという手段があるが、そこまでして書いておくべきことはないだろう)。というのも、一昨夜ようやく読了し…

『ニューオーリンズ・トライアル』も観に行った

こいつはやられた!単なる法廷モノではない。被告・原告の弁護士たちに焦点をあてるのではなくて、とりわけ陪審員たち、さらに陪審員を含めて裁判を操ろうとするプロフェッショナルなコンサルタント、その根っこ隠されていた過去の因縁。それぞれが表層的な…